2021/04/14 17:05

皆さんは「三方よし」という言葉を聞いたことがありますか?

江戸時代日本で、生業(ビジネス)をする時に当たり前のこととして唱えられていた考えで、
三方=買い手、売り手、社会を指し、300年もの歴史を経て、日本企業へ継承されているのです。

「Sunrise Granolaの社会的責任」

Sunrise Granolaを皆様にお届けするにあたって、
使う素材や作り方、配送方法、そして利益の還元は持続可能な世界にしていくために
大きな社会的責任があると考えています。


オーガニック農法やフェアトレードを基とした生産方法で育った素材達
Sunrise Granolaで使われている素材はその地域の風土を生かして作られており、世界中から集まっています。
身体を作る食べ物だから、できるだけ透明性があり安全な素材を使い、
ただ消費するだけでなく生産者にもきちんと利益が届くようなものを扱いたいと思いました。

①ドライイチジク
トルコ産のISIK社取り扱いの有機JAS認定のドライイチジク。ジューシーで程よく甘酸っぱいのが特徴。
ISIK社は農家へのオーガニック農業のレクチャーやへき地の農村へ用水路を引くなど生活の基盤を支える取り組みを行っています
また、イチジクの木の天敵となる害虫の駆除には、オリーブの木を好む虫を使っており、オリーブの木を一緒に植えることで、
自然農法に則った方法を取っています。<ISIK社についてはこちら

②オーツミール
アメリカ・カナダの広大な大地で育った、USDA認定のオートミール。
一粒一粒が大きく丁寧に乾煎りすることでクリスピーな食感になるのが魅力です。
USDA認証とはアメリカでのオーガニック認定機関による基準で定められたものです。世界には各国のオーガニック認定機関があるのです。<USDAについてはこちら

③カカオニブ
有機JAS認定のペルー産カカオニブ。カカオ豆をすり潰してでき、抗酸化作用が高く、体や細胞の酸化を抑えてくれるスーパーフードといわれてます。有機JAS(オーガニック)認証を定めるのは、農林水産省管轄の国が定めた登録認定機関です。
オーガニック認証は世界で共通事項がなく、各地が独立して管理・監視しています。
2014年、日本は欧米豪をはじめ、いくつかの国とオーガニック認証の同等性を設けました。<有機JASについてはこちら

➃ココアパウダー 
コートジポワール・ガーナ・ドミニカ共和国・ペルー・コロンビアで収穫されたカカオをブレンド、オランダで加工しています。
小規模農家からフェアトレードで取引されたオーガニックのココアパウダー。
フェアトレードは賃金の保証だけではなく、労働環境の安全視野土壌・水源・生物多様性の保全など多岐に渡る基準が設けられています。フェアトレードについてはこちら

⑤メープルシロップ
カナダ産100%ピュア有機メープルシロップ。(USDA認証)
樹齢30年以上の幹が20センチ以上のカエデの樹から取れる自然の産物。成長を阻害しない量の樹液を採集し、煮詰めてろ過して砂糖も水も加えないのがメープルシロップです。
ミネラルやポリフェノールを豊富に含み、小さなお子様でも食べられる自然の甘味料です。


資源の省エネ
Sunrise Graanolaの梱包・ショップカード・配送は極力プラスチックを使わないようにしています。
必要以上な紙の漂白をせず、環境負荷が低いクラフト紙をパッケージに使用。
ショップカードには古紙50%、FSC認証の紙が使われています。

配送ではビニール梱包やショップバックの付属等を行っておりませんので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
まだまだ改善ができるところになるので、今後はオンラインでできるバルク販売や、より良い資源利用の削減にクリエイティブに取り組んでいきたいと思います。

利益の循環
オーガニックやフェアトレードは中長期的に見れば、お金では測りきれない安全や均衡性という利益があります。
Sunrise Granolaのはそういった利益がきちんと行き渡る素材をこれからも扱っていきます。

そして、ブランドコンセプトに共感して応援してくださる方々や、
Sunrise Granolaを通して持続可能な食や世界の重要性に気付いてくださる方々の想いを
年間利益の10%を”寄付”という形で社会に還元していきます。

子どもへの安全な食育や、経済的に厳しい家庭・個人への食べ物のサポート、
国内でのオーガニック栽培に取り組んだり、フードロス削減に取り組んでいる団体…。
社会には多くの人の持続可能な幸せを願って、ソーシャルアクションをリードする団体があります。
そんな、「食=生命」に関わる活動をする方々の力になれるように、皆さまの気持ちと一緒にお届けさせていただきます。